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トランプ氏、病院から車で一時外出 5日にも退院と医師団

新型コロナウイルスに感染したドナルド・トランプ米大統領は4日、車に乗って入院先の病院の周辺に姿を見せ、集まった支持者らを驚かせた。

トランプ氏はこの日、ツイッターに「あっと驚く訪問」をすると投稿。その直後、マスクを着けたトランプ氏が乗った車両が病院の周りを走行し、同氏が車内から手を振った。 これに先立ち、トランプ氏の医師団は記者会見で、同氏の体調が改善し、5日にも退院する可能性があると発表した。 ショーン・コンリー医師は、トランプ氏の感染が判明した後に2回、血中酸素濃度が下がり、ステロイド薬のデキサメタゾンを投与したと明らかにした。 また、トランプ氏は1回以上、酸素補給も受けたと説明。以前の発表が混乱を招いたことについての釈明もした。

BBCのジェイムズ・ギャラガー健康科学担当編集委員は、デキサメタゾンは病状が「穏やかな」時に使うステロイド薬ではないと説明。トランプ氏の血中酸素濃度は一時94%を下回っており、米国立衛生研究所(NIH)の基準で「深刻な病状」に分類される状態だったとした。

ただ、血中酸素濃度は低い状態が続いたわけではないうえ、トランプ氏のように一時的な酸素補給を必要とした人と、COVID-19の末期状態の人との差は大きいと説明した。

たくさん学んだ」
新型ウイルス対策が批判されているトランプ氏はこの日、次のようにツイートし、新型ウイルス感染症COVID-19について多くを学んだと述べた。 「COVIDについてたくさん学んだ。本当に学校に行くことで学んだ。ここは本当の学校だ。さあ教科書を読みましょうというタイプの学校ではない。私は実体験し理解した。非常に興味深いもので、後でそれを紹介する」 トランプ氏は2日に、ツイッターで自らの感染を公表。来月3日の大統領選挙に向けた、同氏の選挙運動は様変わりした。大統領選では民主党候補のジョー・バイデン前副大統領と対決する。

医師団の発表
医師団は4日、トランプ氏が入院している首都ワシントン近郊のウォルター・リード米軍医療センターで記者会見を開いた。 コンリー医師によると、トランプ氏は血中酸素濃度が2日朝、初めて94%を下回ったという(健康な人は95%以上)。当時、トランプ氏はホワイトハウスにいて、高熱も出ていたという。 トランプ氏は「1時間ほど」酸素補給を受けた。夕方になって、ヘリコプターで医療センターに移動した。 2回目の体調異変は3日に起きた。血中酸素濃度が93%を下回ったという。コンリー医師は酸素補給をしたのかは明らかにしなかったが、したとしても「ごく限定的だった」と述べた。 医師団は、COVID-19の重症患者に効果があるとの研究が発表されている、ステロイド薬のデキサメタゾンをトランプ氏に投与することを決めたという。

コンリー医師は、「(トランプ氏の)病状の経過を考慮し、最大限のことをしている(中略)。今回のケースでは、初期に得られるかもしれない有効性が、現時点であり得るいかなるリスクもおそらく上回ると判断した」と話した。

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