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座間9人殺害の初公判 被告が起訴内容認める

ツイッターで誘い出した9人を殺害したとして、強盗・強制性交殺人などの罪に問われた白石隆浩被告(29)の裁判員裁判の初公判が30日あり、被告は起訴内容を認めた。

2017年に神奈川県座間市のアパートで男女9人の遺体が見つかったこの事件は、日本に衝撃を与えた。 東京地裁立川支部であった初公判で、白石被告は起訴内容について「間違いありません」と述べ、全面的に認めた。 しかし弁護側は、被害者らは殺害に同意していたとみられるとし、法定刑の軽い罪に変更されるべきだと主張した。 殺人で有罪となった場合、白石被告は死刑判決を受ける可能性がある。日本の死刑は絞首により執行される。

この日の裁判は大きな関心を集め、NHKによると、13人分の傍聴席をめぐって600人以上が抽選の列を作った。

事件の概要
NHKによると、検察側は冒頭陳述で、白石被告が2017年3月にツイッターのアカウントを開設したと説明。「自殺願望がある女性なら狙いやすいと考え」、「複数の女性とメッセージのやりとりを始めた」と述べた。 被害者9人のうち8人は女性で、15歳の少女もいた。 日本の報道によると、唯一の被害男性(20)は交際していた女性の行方を追っていて白石被告に行き当たり、殺害されたとみられる。

白石被告は犠牲者らを、自殺を手伝うと言ったり、一緒に自殺すると伝えたりして、おびき寄せたとされる。

被告のツイッターの自己紹介には、「本当につらい方の力になりたい お気軽にDMへ連絡ください」と書かれていた。

連続殺人が発覚したのは、警察による行方不明の若い女性の捜索がきっかけだった。その女性は被害者の1人だったことが、のちに判明した。

警察は被告のアパートで、切断された遺体の一部を発見した。

弁護側の主張
白石被告の弁護側は、被害者らは殺害に同意していたとし、承諾殺人罪が適当だとした。同罪の法定刑は懲役または禁錮6カ月~7年となっている。

ただ、被告は弁護側と意見が一致していないと報じられている。 毎日新聞は30日、白石被告に取材した際のやりとりを報じた。それによると、被告は犠牲者の同意なしに殺害したと話したという。 また、被害者の後頭部には打撲によるあざがあったとし、それが同意の不在を示していると述べたという。あざは被害者の抵抗を防ぐため、被告の行為によってできたものだと話したという。

社会への影響
この連続殺人事件は日本社会に衝撃を与えた。発生した2017年には、自殺に関するやりとりのあるサイトをめぐって議論が起こった。政府は規制に乗り出す可能性も示唆した。

ツイッターは規則を変更し、「自殺、自傷行為をほのめかす」投稿を禁じた。

日本は世界の工業国の中で自殺率が最も高い国の1つとなっている。十数年前に自殺防止の対策が導入され、自殺率は近年減少している。

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